今回はエッグヘッド編において明らかになった、後天的な「天竜人の地位」の手に入れ方について考察していきます。
ヨークがなぜDr.ベガパンクを裏切るのか、五老星との交渉の秘密について一緒に見ていきましょう!
天竜人って何?空白の100年の王族の血筋?
『ワンピース』に登場する天竜人は、作中でも最高位の貴族で、彼らは聖地マリージョアに住んでいます。
天竜人は、800年前に世界政府を創設した20人の王の末裔を指し、彼らは自分たちの権力を行使して他の民、いわゆるマリージョアでない世界各地に住む人物(下界)の住民たちを支配しています。
天竜人は、その立場を利用して他の民を見下し、時には奴隷として扱うこともあります。
また、下界で気に入った女性を妻として迎え入れ、そしていらなくなれば捨てるなど、様々な形で支配をしている様な種族です。
そしてこれらの命令や支配に逆らうことが出来るものはおらず、何か無礼を働いた場合は、処刑あるいは周りの町や国ごと滅ぼされてしまいます。
ヨークが天竜人に?天竜人になる方法とは?
エッグヘッド島での事件は、ヨークが主犯であることが確定しました。彼女の行動は一見無謀に見えますが、天竜人になるという彼女の目的を考慮に入れると、一連の出来事に一定の論理が見えてきます。
まず、ヨークの天竜人になりたいという願望は、彼の内面にある「力」への憧れに由来している可能性があります。『ワンピース』の世界において、天竜人は非常に高い地位と権力を持っているため、ヨークが天竜人になることで、それらの力を手に入れようとする思考がある「欲望=欲」によるものだと考えることが出来ます。
さらに、ヨークの真の目的は、天竜人になることだけではないという説も存在します。ヨークの行動や目的には、まだ明らかになっていない要素が含まれている可能性が高いです。
例えば、天竜人の奴隷になっている「バーソロミュー・くま」などの解放です、くまとベガパンクの友情から考えると、何かしらの作戦である可能性もありますね。
また天竜人は800年前に世界政府を創設した19人の王の子孫で、高い社会的地位を持っています。
通常、天竜人になることは、血統によって決まるため、一般人が天竜人になることは非常に困難と考えられます、過去に天竜人になった人がいるのかは不明なのですが、逆に天竜人から下界の住民になった人物はいます。
それはドン・キホーテ家です。
ドフラミンゴの家族は天竜人でありながら、下界の住民に対する差別意識は少ないような家庭でした。
そして下界の人たちとも仲良くできると信じ、その世界に住むことを決めます、しかし天竜人らからは完全に立ち位置を排除されてしまい、二度と天竜人として戻る事は出来なくなってしまいました。
さらには天竜人は下界の人たちからは恨まれており、結局は裏切られてしまい、死亡してしまいました。
それでも、物語の中で例外的に天竜人になることができるケースがあるこがヨークと天竜人との会話によって明らかになりました。
似た例でいうと、ステリーのケースでは、貴族のコネクションを利用して天竜人に近づこうとする様子が描かれています。
圧倒的立ち位置を持つ天竜人に「気に入られる」ことで、自身も天竜人になるというのは可能なのかもしれません。
実は、元々天竜人でなくても、天竜人の家族になる方法はおそらくあるのです。
それが「妻」や「夫」として血縁に入る事は、実際幾度も行われていると思われます、それは天竜人は妻として人々を攫っていることも多く、そこから子供を産ませることもある事実が明らかになりました。
多くの妻や子供は下界に捨てられたり、人体実験の材料として提供されていると思われるのですが、一部はそのまま家系に入っているのではないでしょうか?
そう考えると、ヨークが天竜人になる方法は存在しており、天竜人の妻の一人、もしくは養子として迎えられることで、ヨークは天竜人になる事は可能なのです。
しかし、その立場はかりそめの物であり、仮に一度天竜人に慣れたとしても、天竜人らが裏切らない保証はありません、ベガパンクのサテライトの為、下界の人間らとは扱いが異なる可能性はありますが、それでも見下され、さらには今後捨てられる可能性もあります。
そう考えるとヨークの計画はバレてしまい、作戦が破綻してしまうほうが幸せなのかもしれませんね。
天竜人に後からなれる?ヨークと五老星の裏の取引とは?【ワンピース考察】
『ワンピース』のエッグヘッド編では、ヨークが天竜人になることを目指し、Dr.ベガパンクを裏切る動機が明らかになりました。
天竜人は、800年前の世界政府創設者の子孫であり、通常は血統で決まるが、ヨークの場合、天竜人の妻や養子として迎えられる可能性があります。
しかし、この立場は不安定であり、天竜人からの裏切りの危険も伴います。この謎については、今後の展開でさらに明らかになることが期待されます。
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引用:ワンピース・尾田栄一郎