今回はワンピースの考察として、まずは衝撃的なあの内容、ルフィがニカとして登場して一気に加速した物語について紹介していきます。
ルフィの食べたゴムゴムの実の正体は何なのか、ジョイボーイ・ニカとはだれなのか。
過去に伏線があったのかなどについてまとめていきますのでぜひご覧ください!
ルフィがニカに!?ギア5初登場はいつ?
ヒトヒトの実・幻獣種・モデル「ニカ」、そしてルフィがジョイボーイに変化
本格的に判明したのは
ワンピース1043話のワノ国編のカイドウ戦に敗れてしまったルフィ、そんな絶望の状況の中「ドンドットット♫」という音楽が聞こえてきました。
「懐かしいな」
「解放のドラムが聞こえる」
「800年ぶりに聞く・・・・・!!間違いなくそこにいるぞ」
「ジョイボーイが・・・!!!」
象主(ズニーシャ)(1000年以上生きている巨大な象)がそう唱えた直後には
謎の白い煙のようなものが出ている笑顔のルフィの姿が。
そして「にかっ!」と笑っています。
そして1044話のタイトル「解放の戦士」という意味深なタイトルと共に始まりました。
敗北したはずのルフィが
「どうしたんだ?おれ」
「なんで?まだ立てる」
「敗けたのに」
「楽しくなってきた・・・、アハハハハ!!」
と言う様に負けてしまってピンチの場面にもかかわらず、「楽しく笑ってしまう」というルフィとはイメージが異なる発言をしております。
ルフィと言えば、どんな強敵にも立ち向かい、仲間のためには怒り、命を惜しむことはなく死に物狂いで戦う姿がイメージしやすいです。
そんな中ルフィに似ても似つかぬ姿、そして性格も変わってしまったかのような笑い声、大きな変化が起こっているのは明らかです。
ズニーシャの「ジョイボーイ」と言う発言に、衝撃を受けるカイドウ。
カイドウはどうやらジョイボーイの存在を知っているようです、そして周りの仲間たちもルフィと思われる強大な覇気に反応していることから、力も強大であることがこの時点からうかがえます。
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一方聖地マリージョアでは・・・
ゴムゴムの実は800年もの間世界政府が追い求めてきたが、1度も手に入る事が無かった。
「悪魔の実」が医師が宿り、逃げ回っているようだと
そして衝撃的な発言が
「ゴムゴムの実には神の名が」
「ゴムゴムの実」の別名は動物(ゾオン)系「ヒトヒトの実」幻獣種モデル「ニカ」
であると・・・
ニカの体はゴムそのものの性質を持っており、空想のままに戦い、人々を笑顔にした「解放の戦士」だったようだ
そして、またの名を
「太陽の神ニカ」
呼ばれているのでした。
ゴムゴムの実(ヒトヒトの実:モデルニカ)はそのニカの体の特徴を引き継ぐことから、ゴムの体になる、そして覚醒時はゴムの体にさらなる「腕力」と「自由」を与えるという。
世界政府にとっては「世界でもっともふざけた能力」だと広まっているようだ。
おそらく800年もの間ニカとの闘いが世界政府との間にはあったのではないか、ということがここから予想できます。
そして・・・
「これがおれの最高地点だ・・・!これだ・・・!」
「ギア5(フィフス)」
カイドウすら委縮させ、周りのすべての視線を奪う圧倒的な覇王色の覇気
突如巨大な手がカイドウをつかむと、投げて振り回し、たたきつける。
地面にもゴムの能力を付与し、カイドウの必殺級の威力を誇る技「ホロブレス」までもはじき返す、まさに自由な戦いをするルフィと思われる男の姿が。
しかし、これだけの攻撃を受けてもカイドウはまだ倒れません。
ギア5ルフィ VS カイドウ
の最終決戦の始まりです。
ここまでがギア5こと太陽の神ニカが本編で明らかになったタイミングでした!
では、ここからは細かい点について解説していきます。
ゴムゴムの実の正体は?
元々のゴムゴムの実とは?ルフィの能力は?
ゴムゴムの実は、悪魔の実の一つであり、体がゴムの様な性質になる実でした。
元々の実の説明としては、パラミシア系の悪魔の実であり、ゴムの体質になるものとされておりました。
共通の特徴として、この実を食べると海で泳げなくなり、食べた本人が亡くなるすれば世界のどこかに同じ実が現れる、というものがあります。
当時は、赤髪海賊団であるシャンクスが保有していた木の実であり、ある日間違えてルフィが食べてしまったことにより、能力が付与されたことが始まりです。
そんな木の実を食べたルフィは、そのゴムの体質を活用し、ゴムゴムのピストル・ガトリングなどといった技から、
体をポンプの様に使い、血液の流れを加速するギアセカンド
骨を風船のように膨らませるギアサード
筋肉を硬質化させて、武装色の覇気をまとわせるギアフォースなど、
ゴムの能力を活用し新たな力をどんどん手に入れていきました。
なぜシャンクスはゴムゴムの実を持っていたのか?
最近強大な力を持つ悪魔の実だと判明したゴムゴムの実ですが、当時なぜシャンクスが持っていたのでしょうか?
そもそもニカの事も知っていたのでしょうか?
そんな疑問が生まれている事かと思いますので考えてみましょう。
当時13年前にCP9のフーズフーがこのゴムゴムの実を護送していました。
そこを赤髪の海賊団が襲撃することで奪った悪魔の実とのことでした、そこまでして手に入れた貴重な実という前提がまずありま前提がまずあります。
世界政府が、数百年で1度もゴムゴムの実を手に入れられていない、という事を考えると、何かの意志が働いているのか、それとも何かの団体かがこの様に守るために動いている、と考えるのが自然な気がします。
数百年で手に入らなかったのに、ここまで簡単にCP9で運ばれている事を考えると、見つからなかったから手に入れられなかったとは考えられません。
何か強大な力が背後に、もしくはシャンクスに近いところで働いている可能性があります。
そして1054話にてシャンクスがルフィの手配書を見ているシーンです。
「これが・・・」と発言していることから、ニカの事を少なくとも知っており、話に聞いていたニカはこんな姿なんだと、思っているようにとらえられます。
仮にルフィがゴムゴムの実を食べたよりも後にニカについて知ったのであれば、後戻りをしたり別のタイミングでルフィに接触を図る可能性は高いはずです。
手配書を見た時点で知っていたとなると、元々ニカのこと、そしてゴムゴムの実のことを知っていた可能性が高いです。
ヒトヒトの実・幻獣種・モデルニカ(太陽の神ニカ)の実とは?
結果、ゴムゴムの実の正体はヒトヒトの実モデルニカと言う事が分かりました。
具体的な特徴としては、幻獣種という括りで「動物系悪魔の実」の中で「神話や伝説で語り継がれている幻の生物」がモデルとなっている木の実になります。
例えば不死鳥のマルコのトリトリの実モデル不死鳥や、
センゴクのヒトヒトの実モデル大仏
などの木の実があります。
黄猿によると、自然系(ロギア)よりも希少であり、海の日法と呼ばれる悪魔の実の中で最も希少と言われており、その珍しさが異常な点もわかります。
そんな中ルフィが食べた悪魔の実は、ヒトヒトの実・幻獣種ですが
「太陽の神」ニカをモデルとした木の実として現れました。
神をモデルとしている木の実の登場は初であり、ワンピースの物語においては最強クラスの木の実であることが予想できます。
ワンピースに登場する神とは?
ルフィが太陽の神、ということでしたが、実は他にも神がいることを示唆されております。
・太陽の神
・雨の神
・森の神
・大地の神
です。
実は考察の一つとして25巻を表紙を見てみると、、、
真ん中に紙(神)を食べているヤギの姿
そして、口を開けた4人がいます。
・バギー
・黒ひげ
・シャンクス
・ルフィー
です。
この四人が神の実を食べたと言われており、黒ひげのヤミヤミの実、バギーのバラバラの実はそれぞれ神の悪魔の実だと想像できます。
そしてシャンクスですが、現状は能力者ではないと言われています。
ただしここに書かれてるのにはおそらく意味があり、シャンクスが口を開けていないことから、まだ食べておらず、今後神の悪魔の実を食べるのか、もしくはすでに能力者だが隠している。と言う事が考えられます。
初期にシャンクスが腕を食われたのは海を泳いだことによる弱体化が理由との考え方も出来ます。
ジョイボーイとは?
ジョイボーイは、世界政府に隠蔽されてしまった空白の100年の間に存在した人物とされており、世界政府や魚人等の王族の間で名を伝えられています。
ジョイボーイの初登場
ジョイボーイが最初に登場したのは、628話のポーネグリフの内容です。
ロビンが発見し、内容は「手紙」の用であり、謝罪文が記されていました。
「あなたは何者なの?ジョイボーイ」
そう唱えるロビンの発言で名前が明らかになりました。
ジョイボーイの手紙の内容
後の魚人等での戦いの後、ロビンとネプチューン王の会話です。
ここでロビンがネプチューンに尋ねると
「ジョイボーイというのは、空白の100年に実在した地上の人物なんじゃもん」
つまり現在から最低でも800年前の人物であり、その手紙は当時の魚人等の人魚姫に当てられた手紙であったようだ。
つまり当時の兵器ポセイドンであった人魚姫と過去に何かがあったことが分かります。
では、その約束とはなんだったのでしょうか?
641話では、ノアは歴史の残骸などではなく、数百年物はるか昔に「偉大な人物」とかわした「約束」をあの船が待っている。
だから大切なものということです。
その偉大な人物こそジョイボーイの事なのです。
これらのことから約束が何なのか考えてみましょう。
まず、
・約束はまだ果たされておらず、手紙が必要だという事。
・島の様な大きさの箱舟
・ノアと言う名前
※ノアの箱舟とは、旧約聖書の内容で比較的有名な話で言うと、大洪水で滅んでしまう世界があり、その窮地から様々な動物のオス・メスを箱舟に乗せて逃がすことで、生物として滅ぶことを防ぐ、と言う様な話があります。
つまり種を救うために、大勢を載せて運ぶための船と言う事です。
魚人に当てはめてみると、現在魚人は差別を受けており、種としては迫害されています。
具体的には、200年前にリュウグウ王国が世界政府の加盟国になるまで、世界では魚人族・人魚は、魚類として扱われていました。
その恨みからアーロンなど生み出してしまったという背景もありますが、こんな魚人たちをまとめて島ごとか、地上に運ぶための船と言う様に解釈しました。
しかし、船もあり、船を運ぶための海王類を操る為の人魚姫もいる中、なぜジョイボーイは約束を守れなかったのか?
それは、ただ地上に連れて行っただけでは魚人が差別を受けているという現実は変わりません。
ジョイボーイは自由を求める解放の戦士です。
こんな悲しい世界を終わらせるために戦い、そして当時の人魚姫にそんな自由を与えることが出来なかった、その謝罪があのポーネグリフなのではないでしょうか。
いかがでしたでしょうか!
神をモデルとした悪魔の実の登場・ルフィの覚醒というように一気に物語の進んだ展開でワクワクが止まりませんね!
これからもワンピースについて考察やまとめを行ってきますので是非楽しんでご覧いただけたら嬉しいです!