はじめに「ワンピース：日和と裏切り」
「ワンピース」のワノ国編は、多くのファンにとって衝撃的な展開が続いています。中でも、黒炭カン十郎の二重スパイ活動は、ストーリーに多大な影響を与えました。
錦えもんの仲間である、黒炭カン十郎が裏切りが判明して衝撃を受けた方も多いのではないでしょうか！
その話に関連して、ワノ国編で登場した謎の人物である「光月日和」ですが、物語中では裏切りの影響が大きくありました、今回はそんな日和の裏切りについて解説していきます。
光月日和って？
光月日和は、ワノ国の旧支配者である光月家の一員であり、光月桃之助の妹です。彼女は九里大名光月御田と光月時の娘であり、過去には河松と傳次郎に育てられました。傳次郎は彼女をワノ国内で最も高位の花魁、すなわち太夫に育て上げました。
過去には「小紫」という名前で花魁として生活していました。
ワノ国編においては絶世の美女として登場しており、その圧倒的な存在感と美貌でとても重要な人物だと思った方は多いのではないでしょうか！
そんな彼女ですが、トキトキの実の悪魔の実の能力者であり、過去から時間を超えてやってきた人物でした。
カン十郎の裏切りとは
黒炭カン十郎は、ワノ国の反乱軍「赤鞘の侍」の一員であると同時に、カイドウの側に立つスパイでもありました。
そしてカン十郎が裏切者である問確定したのが974話。
カイドウのいる鬼ヶ島に討ち入りするために、ルフィらと錦えもんらは港に船を準備し、出撃を行おうとしました。
当時も内通者の可能性を考慮して常影港に船を準備して出向しようとしましたが、船は破壊され尽くしていました。
この時点で「赤鞘九人男」の錦えもんらの仲間たちの中に誰か裏切者・内通者がいるという事が確定しました。
そしてその瞬間、カン十郎自身が自分が内通者である、という告白をします。
この結果により多くの重要な情報がカイドウら百獣海賊団に筒抜けになってしまいました。これにより、ワノ国の反乱軍、そして麦わらの一味らはは多くの困難に直面しました。
光月日和が小紫を名乗ってた時の性格が悪すぎる！
光月日和の正体が明らかになったこのタイミングでは、仲間想いの良い女性だと判明しておりますが、小紫と名乗っていた当時はむしろ悪役のような人物でした。
「貧乏人は嫌いでありんす♡」というように、弱者を下に見ており、その他のシーンでも他の人を馬鹿にしたり下に見た言動が目立ちました、まさに悪女と言う言葉が似合う人物でした。
しかし本来の小紫は花魁として働いていた時も、心の中では一途で、優雅で温かい性格を持っています。
それは光月日和という実の名が明らかになったときに判明するのですが、過去のオロチによるワノ国支配から始まった光月家がひどい目にあっている状況を救うためにこの様に人に嫌われてまでも、カイドウらを欺くという決意をしたからです。
見た目も美しく、中身も自身の復讐のためにはいくら嫌われても良い、必ず自分が救うという強い心を持っているキャラクターでした。
裏切りの影響
カン十郎裏切りには、黒炭で迫害されていたという悲しい過去が関係しており、自身が迫害されていた過去のトラウマから光月おでんに救われて、ワノ国編の時代にやってきた時点でも裏切るという行動をするしかありませんでした、また、この裏切りは事前にいくつかの伏線が散りばめられており、過去時点でも裏切りの可能性は多く示唆されていました。
日和は長い間、自分の正体を隠して生きてきましたが、カン十郎の裏切りの判明により大きな影響を与えました。
小紫は正体を隠して、カイドウの目を欺き潜伏してきました。
しかし、今回のカン十郎の裏切りによって、あらゆる情報がカイドウの元に漏れてしまいます、可能な限り日和は情報を隠してきたのですが、内通者による影響は大きかったです。
まとめ
カン十郎の裏切り活動は、ワノ国編において多くのキャラクター、特に光月日和に深刻な影響を与えています。この裏切りが今後のストーリーにどのように影響を与えるのか、展開が楽しみですね！
ワノ国編を見終わった方も、ワンピース本編には光月日和は再登場する可能性がまだまだあります、今後のゾロとの関係性やストーリーでの関り、そしてトキトキの実の秘密など多くの展開がありそうで楽しみです。
引用：ワンピース・尾田栄一郎