五老星の悪魔の実の能力って何?ゾオン系幻獣種の覚醒能力!モチーフとなった動物は神話や伝説の生物!【ワンピース考察】

『ONE PIECE』における五老星は、世界政府の最高権力を持つ存在であり、その謎に包まれたキャラクターたちは多くのファンの興味を引いています。
そして第1110話「降星(こうせい)」において、ついに五老星の悪魔の実の能力の正体、そしてその覚醒ゾオン系悪魔の実の強さが明らかになりました。
そんな世界最高権力かつ最強の武人である五老星の能力、そしてモチーフとなった動物について今回は解説・考察していきますので是非ご覧ください!

↓前話1110話のネタバレ考察はこちらからご覧ください。

【ワンピース1110話ネタバレ考察】「降星」五老星出撃!覚醒ゾオン系悪魔の実の能力の正体は何?圧倒的な戦闘能力と最強の力でパシフィスタも一撃!

五老星って何?不老不死の能力者?

五老星は世界政府を構成する200以上の国からなる連合体の頂点に立ち、マリージョアにある聖地で活動しています。
彼らの決定は、海軍や世界政府に属するその他の組織に大きな影響を与え、時には王族や国家の運命を左右することさえあります。

例えば、彼らが滅びるべき国があると判断したとなれば、その国は完全に消滅させられてしまい、そして過去の存在すら否定されそれを常識としてしまうほどであり、まさに最高権力者と言える存在です。

また、五老星は「Dの一族」や「古代兵器」、「空白の100年」など、世界の歴史における謎に深く関わっているとされています。これらの謎は、『ONE PIECE』の世界における重要な軸の一つであり、物語の進行に伴い徐々にその一端が明らかになってきています。

五老星って何者?世界政府最高権力者の天竜人?惑星の名前?空白の100年から生きている不老不死?【ワンピース考察】

五老星の悪魔の実の能力が判明!最強の覚醒ゾオン系悪魔の実幻獣種の能力者!

ではさっそくですが、今回明らかになった五老星の悪魔の実の能力、そしてそのモチーフとなった生物について紹介していきます!

ジェイガルシアサターン聖はゾオン系悪魔の実「牛鬼(ぎゅうき)」!

科学防衛武神・ジェイガルシア・サターン聖

  • モチーフとなった惑星: 土星
  • 見た目: 白いひげと。大きな体からドイツの経済学者である、カール・マルクスをモチーフとしていると言われています。
  • 性格: 科学と防衛に関わる役割を持っているため、冷静かつ論理的な思考を持つキャラクターである可能性が高いです。

牛鬼(ぎゅうき)って何?

牛鬼(ぎゅうきorうしおに)は、日本の伝承や民話に登場する妖怪の一種で、その姿や語られる話は地域によって大きく異なります。牛鬼の物語は、古くから日本各地で語り継がれており、その起源や背景には、地域の文化や歴史が色濃く反映されています。

牛鬼の最も一般的な描写は、牛の頭部に人間の体、または逆に人間の頭部に牛の体を持つというものです。しかし、地域によっては蛇のような尾を持つもの、巨大な牙や鋭い爪を持つものなど、さまざまな形態が伝えられています。牛鬼の色彩も赤や黒など多岐にわたり、その姿は見る者によって異なるとも言われています。

牛鬼にまつわる伝説は、地域によって様々です。一部の地域では、牛鬼は海から現れて人々を襲うとされ、海辺の村では牛鬼を避けるための儀式が行われたとも伝えられています。また、牛鬼が災害や疫病の原因とされることもあり、その退治の話は英雄譚として語り継がれることもあります。

牛鬼の話には、しばしば道徳的な教訓が込められています。例えば、人間の欲望や罪が牛鬼を生み出したとする話や、牛鬼に襲われるも最終的には慈悲や勇気が牛鬼を鎮めるという結末がある話などです。これらの話は、人々に対して道徳や倫理を説く役割も果たしていました。

マーカス・マーズ聖はゾオン系悪魔の実「以津真天(いつまで)」!

環境武神・マーカス・マーズ聖

  • モチーフとなった惑星: 火星
  • 見た目: 白い長いひげと面長が特徴であり、戊辰戦争・大政奉還を果たした、板垣退助をモチーフとしております。
  • 性格: 環境を守る役割を持つことから、保護者的な性格や、自然への深い理解と敬意を持つキャラクターであると考えられます。

以津真天(いつまで)って何?

以津真天(いつまで)は、日本の伝打に登場する妖怪の一種です。この妖怪は、戦乱や飢餓などで亡くなった人々の死体が放置された場所に現れるとされ、その姿や性質は地域によって異なる伝承が存在します。以津真天は、特に死と関連した妖怪であり、その存在は人々に死に対する畏怖や、亡くなった人への敬意を促す役割を持っていたと考えられます。

以津真天は、その名の通り「いつまで、いつまで」という声を発することからその名がつけられました。この声は、死者がこの世に未練があることを示しているとも、または生きている者への警告や嘆きとも解釈されています。この妖怪の姿は、鳥のような外見をしているという説が一般的ですが、地域によっては人間の形をしているとも、または特定の動物に似た形状をしているとも伝えられています。

以津真天の伝承は、日本の文化や歴史の中で、死に対する人々の考え方や感情を反映しています。特に、戦乱や自然災害、疫病などで多くの命が失われた時代には、死者を悼む心情や、生き残った者の罪悪感、未練が以津真天の物語を通じて表現されました。また、死者を適切に弔うことの重要性や、亡くなった人への敬意を示す文化的な価値観も、以津真天の伝承には込められていると言えるでしょう。

トップマン・ウォーキュリー聖はゾオン系悪魔の実「封豨(ほうき)」!

環境武神・トップマン・ウォーキュリー聖

  • モチーフとなった惑星: 水星
  • 見た目: 丸い顔、長い白髭、額の傷が特徴的で、冷戦を終了に向かわせたミハイル・ゴルバチョフがモチーフとなっています。
  • 性格: 環境を守る役割を持つことから、保護者的な性格や、自然への深い理解と敬意を持つキャラクターであると考えられます。

封豨(ほうき)って何?

封豨(ほうき)は、中国の伝承に登場する伝説上の怪物です。この怪物は、特に桑林(そうりん)という地に棲んでいたとされ、中国語ではフォンシー(Fengxi)と呼ばれています。封豨は、その名が示す通り、巨大な猪の姿をした化け物として描かれることが多く、封豕などとも表記されます。

封豨の伝説は、中国の古典文学や民間伝承において語られ、その姿や特性は文献によって異なる場合があります。しかし、共通しているのは、その強大な力と猪の姿をしている点です。封豨は、人々にとって恐れられる存在でありながら、同時にその力強さや自然界の一部としての野生の象徴とも考えられていました。

封豨は、主に巨大な猪の姿をしているとされ、その力は計り知れないものがあります。伝承によると、封豨は非常に速く、突進攻撃を得意としているとされています。この突進攻撃は、封豨が敵に対して使用する主な手段であり、その速度と力は、見る者や対峙する者を圧倒します。

封豨の物語は、中国の文化や歴史の中で様々な形で語り継がれてきました。この怪物は、自然界の脅威や人間の内面に潜む野性的な部分を象徴しているとも解釈されます。また、封豨は、人間と自然との関係、特に人間が自然界の一部として生きる上で直面する試練や困難を象徴する存在としても見られています。

イーザンバロン・V・ナス寿郎聖は、ゾオン系悪魔の実「馬骨(ばこつ)」!

財務武神・イーザンバロン・V・ナス寿郎聖

  • モチーフとなった惑星: 金星
  • 見た目: 痩せた老人のような姿をした彼は、非暴力を掲げるガンジーをモチーフとしています。
  • 性格: 財務部人として世界政府内の財産の管理、そして独占を行っていると考えられます。

馬骨(ばこつ)って何?

馬骨(ばこつ)は、日本の伝承や妖怪絵巻に登場する妖怪の一種です。特に、江戸時代に描かれた『土佐お化け草紙』などの妖怪絵巻にその姿が見られます。馬骨という名前は、文字通り馬の骨から成る妖怪、または馬の骨にまつわる妖怪を指すことが多いですが、その具体的な描写や伝承は地域や資料によって異なります。

馬骨は、馬の骨が何らかの原因で妖怪化したものとされています。この妖怪にまつわる話は、主に日本の各地で語り継がれており、馬の骨が不気味な力を持つとされることが多いです。馬骨の妖怪としての特徴や能力は、具体的には明確にされていないこともありますが、人々に恐怖を与える存在として描かれることが一般的です。

一部の伝承では、馬骨が火に関連する能力を持つとされています。これは、馬の骨を焼くことで不吉な力が発生するという信仰や、火事を引き起こす妖怪としての側面を持つという話から来ている可能性があります。しかし、この点については資料によって異なる解釈が存在し、一概には言えない部分も多いです。

シェパード・十・ピーター聖は、ゾオン系悪魔の実「サンドワーム」!

農務武神・シェパード・十・ピーター聖

  • モチーフとなった惑星: 木星
  • 見た目: 彼は奴隷解放宣言や、アメリカ大踏力として活躍をしたエイブラハム・リンカーンがモチーフとなっています。
  • 性格: 農業を担当しており、自然や飲食系の能力があると思われ、食糧難などに取り掛かってればいいなと思いますが、そんなことはなさそうです。

サンドワームって何?

サンドワームは、砂漠や砂地を生息域とする架空の生物であり、特にSFやファンタジーの世界でよく登場します。この生物は、その巨大な体躯と地中を移動する能力で知られており、多くの物語やメディア作品で異なる形で描かれています。

サンドワームは、一般的には巨大なワーム(虫)の形をしており、砂の中を自在に移動することができます。そのサイズは、小さなものから、建物や乗り物を飲み込むほどの巨大なものまで様々です。砂漠の生態系において、頂点捕食者として描かれることが多く、その存在は人間や他の生物にとって大きな脅威となります。

五老星の悪魔の実の能力って何?ゾオン系幻獣種の覚醒能力!モチーフとなった動物は神話や伝説の生物!【ワンピース考察】

『ONE PIECE』第1110話で明らかになった五老星の悪魔の実の能力は、ゾオン系幻獣種であり、牛鬼、以津真天、封豨、馬骨、サンドワームといった神話や伝説に登場する生物をモチーフとしています。これらの能力は、五老星が世界政府の最高権力者として持つ強大な力の一端を示しており、今後のエッグヘッドでの展開に大きな影響を与えそうですね!
これからの展開が楽しみすぎますね!

他にもワンピースのネタバレや考察を行っておりますので是非ご覧ください!

引用:ワンピース・尾田栄一郎

【ワンピース】五老星のモデル・元ネタは誰?