ジュエリー・ボニーの名前の由来は「青玉鱗(せいぎょくりん)」未知の青い宝石の病からくまとの思い出に【ワンピース考察】

「ジュエリー・ボニー」最悪の世代の一人にして、現在ワンピース最新話1098話までのエッグヘッド編において、くまの娘として衝撃的な過去、そして出生の秘密など様々な展開が繰り広げられてきました。
そしてDの一族、ネフェルタリ家、フィガーランド家、天竜人の一族など、名前には多くの意味が含まれてるのがこのONE PIECEです。
今回は明らかになってきた「ジュエリー・ボニー」の名前の由来について、難病「青玉鱗」が由来になっている可能性とその理由について深く掘り下げてみましょう。

↓1098話のネタバレはこちら

ジュエリー・ボニーとは

ジュエリー・ボニーは、長いピンク色の髪と大きな帽子が特徴的で、食べることが大好きなキャラクターです。
ルフィと同様最悪の世代と呼ばれる海賊であり、トシトシの実という悪魔の実の能力者で年齢を操ることが出来ます。
父親が王下七武海のバーソロミュー・くまであり、くまはバッカニア族という特殊な種族でした。

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ボニーの病「青玉鱗(せいぎょくりん)」とは?

青玉鱗(せいぎょくりん)は、1098話において、ジニーが天竜人の住む国、マリージョアにて発症した病気だと思われます。
症状としては全身に青い石のようなものが現れてしまう病気で、自然光・太陽の光などを浴びるとどんどん病気が進行してしまい、いずれ全身が石の様に固くなり死んでしまうという病気です。
ソルベ王国でくまが探した医者の意見としては、近年広まった病気であり、この症状になる人は滅多にいない病気ということ、つまり未知の病として扱われていました。
治療法は確立されておらず、仮に自然光を一生完全に避け続けたとしても「時の流れ」つまり、時間経過でどんどん病気は進行していくものであるらしく、ボニーの場合は5歳時点で、10歳までは生きられないだろうと医師に診断されてしまいました。

つまり発症からいくら遅くても5年で死んでしまう危険な病です。

そして、地上ではめったに見ないと言われているこの病気ですが、天竜人の住むマリージョアが病気の発祥の地だと予想できます。
天竜人の世界ではこの青玉鱗(せいぎょくりん)は稀にある病気であり、発症した一般の下界の住民は地上に捨てていることから、稀に地上でも見られる病気、と言うのが自然です。

おそらく感染力はあまり高くないと思われ、ボニーの近くのくまが発症しておらず、ジニーの娘だと思われるボニーが感染していることから、空気感染ではなく「母子感染」遺伝か、もしくは血液などの体液による感染率が高い病気だと予想できます。
ただ天竜人に捨てられることから、天竜人には耐性がある?もしくは治療費が高い病気なのかもしれません。

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ジュエリー・ボニー名前の由来

①モチーフとなった人物

まずは大枠の名前のモチーフとなった人物について紹介します。

ジュエリー・ボニーの名前の由来には、歴史的背景が深く関わっています。
彼女の名前は、18世紀初頭、いわゆる「海賊黄金期」に実在した女海賊「アン・ボニー」から取られています。アン・ボニーは、カリブ海を舞台に活躍した伝説的な女海賊で、その生きざまは今も多くの人々に語り継がれています。

ジュエリー・ボニーのキャラクター設定には、名前の由来であるアン・ボニーの影響が色濃く反映されています。アン・ボニーが持っていた自由奔放で勇敢な精神は、ジュエリー・ボニーのキャラクターにも見て取れます。また、彼女の外見や能力にも、海賊というテーマが巧みに織り交ぜられています。

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②苗字の「ジュエリー」の由来、くまやジニーの苗字を引き継いでいない?

ジュエリー・ボニーの名前に含まれる、ジュエリー(宝石)という言葉は、この発症した病気「青玉鱗(せいぎょくりん)」が由来していると考えられます、しかし難病であり、ボニーにとっても外に出られない原因となった病気です。
しかしボニーとくまの過去の回想シーンを見ると、この宝石のような青い石がボニーにとっても良い思い出になっているようなシーンがありました。

それはボニーが村の子供たちに、ボニーがずっと部屋に閉じこもっていて頬に青い石がある事から吸血鬼だとからかわれ続けてきました。
ジニーのように強い性格を受け継いだボニーは反抗しますが、それでも自分の病気について、「変なのかな・・・病気だから」と気にしていました。

しかしくまが、「そのきれいな宝石が?」「綺麗だからうらやましいんだな!」というように宝石を誉めます。

そんなくまのセリフに対して、ボニーも嬉しそうに「ああ!!!私は大好きだっ!!」というようにその青い宝石を大好きなシーンがありました。
例え病気がきっかけだとしてもボニーとくまにとっては家族としての幸せな日々を過ごし、ボニーも綺麗な宝石として、その石を受け入れ続けることになったから「ジュエリー」という名を自身につけたのだと考えられます。

しかし気になる点として「ジュエリー」=良い思い出であり大好き、ととらえ続けている事、に今後に悲しい展開が起こりそうな気がしてなりません。
1098話において、この宝石は「難病」であり、当時のくまでは解決することが出来ません、しかし現在においてはくまは機械化しており、ボニーの病気は治っています。
くまが現在機械となり自我を失った理由こそがこの宝石である可能性が高いという事です。

今後この宝石によってどのように二人の未来が変わっていくのでしょうか、見たくもありますが、つらい展開になりそうです。

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まとめ「ジュエリー・ボニーの名前の由来は青玉鱗(せいぎょくりん)」【ワンピース考察】

ジュエリー・ボニーの名前には、くま・ジニーと過ごした壮絶な過去、そして難病を乗り越えたボニーの人生が現れている大切な名前だと思われます。
しかし、このジュエリーの元となった「青玉鱗(せいぎょくりん)」は今後明らかになるであろうさらなる悲劇の元となっている可能性があります。
今後の展開が楽しみな反面、くまとボニーの悲しい過去を見るのはつらいです。

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引用:ワンピース・尾田栄一郎