今回はワンピース1071話で描かれた、バーソロミューくまの目的地はどこなのか?そしてタイトルである「英雄出撃」に隠された伏線について考察していきたいと思います。
この物語においては、最後に「英雄」と呼ばれるガープがコビー救出に出撃するシーンが描かれていました、なので、英雄=ガープのことか、と言うイメージがあったのですが、実はもう一人英雄が存在すると考えられます。
そんな伏線について見ていきましょう!
バーソロミューくまってどんなキャラクター?
くまは悪魔の実「ニキュニキュの実」の能力者で、この力を使って物体を弾き飛ばすことができます。
彼の代表的な技には「圧力砲」や「熊の衝撃(ウルスズショック)」などがあります。
くまは南の海、ソルベ王国生活を送っていました。
彼の父、クラップはバッカニア族の末裔で、この事実が世界政府に知られたことで、くまとその家族は天竜人の奴隷にされました。
母はこの奴隷生活の中で亡くなり、父も天竜人によって殺されました。
くまは苦難の中で生き延び、その後革命家としての道を歩み始めました。
くまの暴走:空を飛び向かう目的地とは?
くまが赤い港(レッドポート)の上の赤い土の大地(レッドライン)に激突した1071話、ここではくまがどこかへ飛んで行っていく中、突然レッドラインに突撃しました。
レッドラインには天竜人の聖地「マリージョア」があり世界政府の管轄下にある土地でした。
『ワンピース』の世界は、四つの海(東の海、西の海、南の海、北の海)と、これらを分ける二つの大きな線、すなわち「グランドライン」と「レッドライン」によって形作られています。
レッドラインは、グランドラインと交差する巨大な大陸のような壁で、世界の北から南に走っています。
基本的にはこの海をまたぐには世界政府の管轄の通路を通る必要がある為、海賊を含め政府に目を付けられている場合は、この場所を通り抜けるには限られた抜け方をする必要があります。
つまりくまがレッドラインに突っ込んだ行動の背後には、何らかの意図が隠されている可能性が高いです。
仮にくまがマリージョアを目指していたとすると、なぜ直接レッドラインの上に飛んでいけなかったのか、という疑問が生じます。
これは、彼の目的地がマリージョアではない、あるいは別の計画があることを示唆されています。
くまはサイボーグ化されたことで自我がありません。
そのため、単純な命令による行動、もしくは残されたくま自身の意思による行動だと感がれられ、この場合「目的地までただ一直線に進む」と言う行動原理で動いてるのだと考えられます。
では、マリージョアでないとすると目的地とはどこなのか?
それが「エッグヘッド」であり、「ボニー」の元であるという事です。
愛する娘ボニーが、誘致に陥るエッグヘッド編では、くまはボニーを助ける為に行動します。
政府の動向を何かしらの理由でくまが知ったのかは不明ですが、ボニーに危険が陥ると確信し、本能的にエッグヘッドでボニーを救うために行動したのだと考えることが出来ます。
英雄「バーソロミュー・くま」とは?
ではここまでの情報から、タイトル1071話の「英雄出撃」について考察していきましょう。
くまが仮に、ボニーを助けるために、サイボーグ状態で出撃し、エッグヘッドに向かって出撃していたとした場合、まさしく英雄でありヒーローです。
しかし自我を失い、ボロボロとなったサイボーグであるバーソロミュー・くま。
愛する娘を救うために、ほぼ無意識の状態で飛び出すくま、果たしてくまに救いはあるのか、ボニーを救うことが出来るのか、二人に幸せな未来があるのか今後「真の英雄」となる日が楽しみですね。
まとめ 「英雄出撃」は英雄バーソロミュー・くまのことだった!1071話に隠された驚愕の事実!【ワンピース考察】
今回は「ワンピース」1071話の「英雄出撃」は、バーソロミュー・くまに関する重要な伏線について考察してみました。
くまは、ニキュニキュの実の能力者であり、かつての苦難の後、革命家となります。
彼の1071話での行動レッドラインに向けての突進、その背後には何らかの意図が隠されている可能性が高いです。
くまの真の目的地は、エッグヘッドであり、彼の娘ボニーを救うための行動だと推測されています。
サイボーグ化されたくまが、ほぼ無意識の状態でボニーを救うために行動する様子は、真の英雄の姿を示唆しており、今後の展開が楽しみですね!
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引用:ワンピース・尾田栄一郎