こんにちは、今回はワンピース1103話でついに、エッグヘッドにたどり着いたバーソロミュー・くま。
しかし、過去の回想によって、くまには威権チップで五老星によって操られてしまう可能性、そして「自爆スイッチ」の存在が示唆されていました。
そんな威権チップが壊されている可能性、そして赤犬が故意に壊した可能性も考察していきたいと思います。
↓1103話のネタバレや考察はこちらをご覧ください!
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バーソロミュー・くまの自爆スイッチ・威権チップって何?
くまの行動に影響を与える重要な要素として「威権チップ」があります。
通常、このチップは海兵や五老星などの高位者が命令を下す際に使用されるものです。
しかし、くまは海兵の命令に反応せず、自由な行動を取っています。この異常な状況の背後には、何があるのでしょうか?
『ワンピース』に登場する「威権チップ」とは、特殊な認証システムを含むデバイスで、セラフィムと呼ばれる強力な人間兵器に命令を下すために使用されます。
セラフィムはDr.ベガパンクによって作られた、海の歴史上最強と言われる人類で、科学の最高峰とされています。セラフィムの血液には「グリーンブラッド」と呼ばれる特殊な血液が使用されており、これによりセラフィムは悪魔の実の超人系能力を使うことができますが、同時に悪魔の実の能力者と同じ弱点も持っています。
セラフィムには「威権順位」というものがあり、これによって誰の命令を優先するかが決まります。
この順位は以下の通りです:
- 五老星
- Dr.ベガパンク(ステラ、サテライトを含む)
- 戦桃丸
- 威権チップ所有者
威権順位が高い人物が意識を失った場合、順位が下の人物に命令権が移ります。また、同じ威権順位の人物同士では、互いの命令を取り消すことはできません。
パシフィスタとは、Dr.ベガパンクとSSG(主にベガパンク)によって開発された、サイボーグ型の人間兵器で、マリンフォード頂上戦争時にはプロトタイプの段階でしたが、最終的には完成しました。完成版のパシフィスタは「マークⅢ」と呼ばれ、戦闘能力が高く評価されています。
そしてこのチップは、バーソロミュー・くまの改造の際にも内蔵されていると考えられ、自爆機能も同様に内臓されているということが、ベガパンクと五老星ジェイガルシア・サターン聖の会話で明らかになっております。
自我を失ってしまった現状は、この命令によって動く機械と化しております。
そしてエッグヘッドにたどり着いたくま、自我を失ったはずであり、本来なら五老星に逆らうことなどできません。
そんなくまが娘のボニーを守るためにエッグヘッドにたどり着き、サターン聖に向かって攻撃を仕掛けます。
くまはなぜエッグヘッドへ?意思を失った状態で娘の元へ行ける理由は?
そんなくまですが、意思を完全に失ってしまった現状。
なぜエッグヘッドへ一心不乱に向かうことが出来るのでしょうか?
威権チップの不活性化
くまの行動に影響を与える重要な要素として「威権チップ」があります。通常、このチップは海兵や五老星などの高位者が命令を下す際に使用されるものです。しかし、くまは海兵の命令に反応せず、自由な行動を取っています。この異常な状況の背後には、何があるのでしょうか?
一つの可能性として考えられるのは、くまがマリージョアで赤犬によって頭部を破壊された際、威権チップも損傷を受けた可能性があります。この損傷がチップの機能停止を引き起こし、くまが自由意志によって行動を開始したと考えられます。
血統因子の影響
くまの行動において、血統因子も重要な役割を担っている可能性があります。例えば、S-スネークはハンコックの血統因子を持ち、ルフィの命令に従って行動しています。これは、血統因子が威権チップよりも強力な影響を持つことを示唆しています。
くまがボニーの声を聞いていないにも関わらず、自発的に彼女を助けに行ったことから、別のトリガーが存在する可能性が高いです。くまがサターン聖とベガパンクの会話を聞いたことが、彼の行動を引き起こす何らかのトリガーになったのかもしれません。
もちろん、愛する娘ボニーを救う気持ちは、無意識化のくまを動かすだけの大きな力になるはずです。
そんな愛する心で無心に動いているのでしょうか。
自爆スイッチ・威権チップはすでに破壊されている?誰が壊した?
1つの可能性として、くまの自爆スイッチ・威権チップが破壊されている可能性について考察していきます。
もちろんかつて、Dr.ベガパンクの改造の際に何か仕掛けを加えた、もしくはとある条件下において発動する行動プログラムを入れておいたという可能性もあります。
これはかつて麦わらの一味の船をシャボンディ諸島で守り続けていた、くまにプログラムされた「最後の命令」と同様のものがあったという可能性です。
そして、他にはくまが無敵奴隷として天竜人に飼われていた時代に、かなりボロボロにされており、その際に破壊したというのも考えられます。
しかしその奴隷状態で破壊されているのであれば、いくらでも逃げだすことも出来そうですね。
そんなことから、このチップが破壊されたのはエッグヘッドに着くタイミングとそんなに離れていないのだと考えられます。
もちろん機械なので、体の中にその部品が内蔵されていると考えられます。
つまり、外部からの攻撃による物理的な破壊、あるいは、電気等による内部からの破壊によって無効化出来る可能性があります。
最も有力なのは、レッドライン・マリージョアにて、赤犬とくまの戦闘があった際に、赤犬はくまに対して大打撃を与えていました。
この時に、チップが破壊された可能性が最も高いです。
まずは、冥狗(めいごう)によってくまの頭の横が破壊されます。
しかしこれは明らかに頭を全て狙った攻撃であり、それを避けたことによって直撃した部分です。
つまり赤犬がチップの場所を知っていたとしてもこのあたり方は意図的ではありませんね。
ここも頭を破壊しようとしようと下のではなく、避け易い頭を狙ったという考え方も出来ます。
続いて逃げ惑うくまに対して、足を攻撃します。
バキと言う音と共に足に大ダメージを与えていました。しかし脚は破壊されていなかったので、なにか足についていたものが破壊されたのかもしれず、それこそが威権チップなのではないでしょうか。
なぜ赤犬がくまを救った?愛する娘がいる親同士の同情か?
ではなぜ赤犬がくまを救ったのか、それは赤犬も愛する娘が存在するからだと考えることが出来ます。
海軍の中のSWORD(ソード)という組織に「ひばり」という女性がいます。
そんなひばりの口調や、その名前などから赤い布娘である可能性が示唆されています。
一方くまはボニーと言う愛する娘がおり、その存在は、黒ひげに敗北して捉えられていたボニーと会った赤犬の発現から、よく知っており、そんな気持ちを考え、くまを見逃したり、さらには威権チップの破壊と言う海軍に対する明確な裏切り行動を取ったのではないでしょうか?
いずれにせよ、くまのボニーに対する愛情は強く、そんな気持ちがエッグヘッドへたどり着くような結末にたどり着けたのでしょう。
バーソロミュー・くまの自爆スイッチが故障?威権チップは赤犬によって破壊された?【ワンピース1103話ネタバレ考察】
『ワンピース』1103話では、バーソロミュー・くまがエッグヘッドに到着し、自我を失う可能性がある威権チップの存在が明らかになります。くまは五老星の命令に反して行動しているため、チップが破壊されている可能性が高いです。最も有力な説は、赤犬がマリージョアでの戦闘中にチップを破壊したというものです。これにより、くまは自由意志で行動を開始したと考えられます。また、愛する娘ボニーへの想いがくまをエッグヘッドへ導いた可能性もあります。
くまやボニー、そして赤犬の今後の展開がさらに注目ですね。
引用:ワンピース・尾田栄一郎