人工悪魔の実って何?Dr.ベガパンクの作った悪魔の実のコピー?SMILE(スマイル)って何?【ワンピース考察】

今回はワンピースの中で重要な要素である「悪魔の実」ですが、これを人工的に再現できる「人口悪魔の実」の存在が明らかになってきました。
どの様にこれらが作られたのか、その限界について今回は考察していきたいと思います。

悪魔の実って何?

「悪魔の実」とは、漫画『ONE PIECE』に登場する架空の果実で、食べた者に特殊な能力を与えるとされています。
これらの実は「海の悪魔の化身」とも呼ばれ、食べた者は泳げなくなるという共通のデメリットがあります。
また、一人が食べられる悪魔の実は一つに限られており、例外的に黒ひげ(マーシャル・D・ティーチ)は2つ?の能力を持っています​。

悪魔の実には多様な種類が存在し、その能力も様々です。主な分類には「超人系(パラミシア)」、「動物系(ゾオン)」、「自然系(ロギア)」があります。

悪魔の実の正体は?誰が作ったのか?なぜ存在するのか?【ワンピース】

人口悪魔の実って何?悪魔の実との違いは?どのように作られた?

ワノ国編ではSMILE(スマイル)と呼ばれる人口の悪魔の実の存在が明らかになり、エッグヘッド編において、ベガパンクによって人工悪魔の実の限界が明かされました。
これまでの認識として現在のワンピース世界における最高の科学力と頭脳を持つDr.ベガパンクとしては、人工的に作られる悪魔の実はゾオン系とパラミシア系であり、ロギア系と一部の悪魔の実の再現は難しいと言われています。
シーザーが開発したスマイルもおおむね同様であり、Dr.ベガパンクの技術から再現したものであるため、基本的にはベガパンクの研究の劣化版です。
ベガパンクは全身に悪魔の実の特徴を出すことが出来ますが、SMILEは悪魔の実の能力が出る確率が10分の1とかなり低く、失敗した場合は、笑い続けてしまう副作用があったり、悪魔の実の能力が発現したとしても、体の一部の実と言う特徴があります。

また同じ悪魔の実ゾオン系であっても、カイドウのウオウオの実を完全に複製出来ませんでした、詳細な条件は不明ですがゾオン系の幻獣種などの再現が難しいとのことです。
逆に言えば、幻獣種が再現できた場合、ルフィのヒトヒトの実モデル「ニカ」やヤマトのイヌイヌの実、マルコのトリトリの実モデル「フェニックス」など、幻獣種も人工悪魔の実で再現可能であることを示唆しています。

人口悪魔の実内臓のクローン人間「セラフィム」とは?

セラフィムは、「ワンピース」の世界において、かつての七武海のメンバーを基に作られたクローンです。
これらのクローンは、七武海メンバーの遺伝子とルナーリア族の遺伝子等を組み合わせて作られています。

ベガパンクはセラフィムを「最強の人類」と表現しています。
セラフィムは基本的にクローン人間であり、ジェルマ66やパシフィスタなどと同様に、人間をベースとしています。
その中でもセラフィムは自我も強く持っており、感情の起伏も強かったり元の七武海の特徴を強く持っていたなど、ただの兵器としてだけではない展開も今後増えてくるかもしれませんね。

セラフィムに関しては、血液が「グリーンブラッド」と呼ばれる物質で作られております。
この緑色の血液は、通常の人間の血液とは異なる性質を持っているようで、腕にグリーンブラッドの含まれた筒を付けており、その管から何かしらの物質を体に供給することで能力を発揮しているのだと思われます。

ベガパンクの説明によれば、パラミシア系の能力は、特定の血統因子が手に入れば、それを基に特殊な血液を生成し、それを投与することで能力を得ることが可能だという事なので、これはセラフィムに注入されるグリーンブラッドと関連していると考えられます。

王下七武海はセラフィムを作る為の実験体だった?【ワンピース】

 

まとめ 人工悪魔の実って何?Dr.ベガパンクの作った悪魔の実のコピー?SMILE(スマイル)って何?【ワンピース考察】

今回は『ワンピース』における「悪魔の実」と「人口悪魔の実」の違いと、Dr.ベガパンクの研究に関する考察してみました。
悪魔の実は特殊な能力を与える果実で、食べた者は泳げなくなる共通のデメリットを持ちます。
一方、人口悪魔の実は、Dr.ベガパンクやシーザーによって開発された科学の産物で、主にゾオン系とパラミシア系の能力を持ち、ロギア系の再現は難しいとされています。
SMILEは10分の1の成功率を持ち、失敗した場合の副作用や限られた能力発現が特徴です。
また、セラフィムは七武海のクローンで、グリーンブラッドを通じて特殊能力を得ており、パラミシア系能力の再現も成功していますが、まだ本物の悪魔の実との差は大きそうです。
今後この人口悪魔の実がさらなる進化を遂げることになるのでしょうか?今後の展開が楽しみですね!

他にもワンピースの考察や最新情報をまとめておりますので是非ご覧ください!

引用:ワンピース・尾田栄一郎