今回はワンピース1104話、バーソロミュー・くまとサターン聖の戦いが開始しようとしています。
そんなシーンから、威権チップがすでに停止しており、自爆スイッチも壊れている可能性が出てきました、そんな可能性について考察していきましょう!
前回のあらすじ
前話ワンピース1103話では、ジュエリー・ボニーがバーソロミュー・くまの過去と深い愛情を知り、彼女とくまの感動的な再会が描かれました。サターン聖との戦い、黄猿の裏切り、ニカの秘密など、怒涛の展開が続き、ボニーの「青玉鱗」の真実も明らかになりました。くまが現れ、窮地に陥ったボニーを救うシーンは特に印象的で、今後の展開が非常に楽しみな展開でした。
↓前話1103話のネタバレ考察はこちらからご覧ください。
【ワンピース1103話ネタバレ考察】「ごめんね、お父さん」ボニーとくまの記憶、ジニー・ボニーの「青玉鱗」はサターン聖の実験の結果?ボニーとくまの再開・トシトシの実の真の能力の正体とは?黄猿の裏切り
ボニーを守るために、救世主バーソロミュー・くま到着!全力の一撃がサターン聖へと放たれる!
前話1103話で、ジェイガルシアサターン聖によってジュエリーボニーは殺されようとしていました。
世界政府・天竜人・この世界の頂点である五老星の権限によってボニーの死は決定されており、海軍大将黄猿含めその決定を覆すことはできません。
そんな中、レッドラインを超え、バーソロミュー・くまはついにエッグヘッドにたどり着き、ボニーを救うために五老星に攻撃を仕掛けます!
過去にバッカニア族の生き残りとして産まれ、その父と母は天竜人に殺されてしまい、くま自身も一生奴隷として生きることしかできない人生を強いられてきました。
しかしジニーやイワンコフと出会い、奴隷身分から離れることは出来たのですが、そんなジニーも天竜人によって悲惨な人生を送る事になりました。
そしてジニーとの別れがあり絶望の中にいたくまに新たな希望「ボニー」都の出会いによってやっとくま自身も意味を見出せる日々を過ごすことが出来たのです。
そんなボニーが全ての元凶サターン聖に殺されかけてしまいます。
ボニーを救うためにくまはエッグヘッドにたどり着き、サターン聖に攻撃を仕掛けます!
はたしてくまは愛する娘ボニーを救う事は出来るのでしょうか!1104話の展開が楽しみですね!
そして、実はここまでの話は愛する娘を救うために来た父親くま、という綺麗な話に見えるのですが、実はおかしな点も存在します。
くまは、Dr.ベガパンクの改造によって「意思を失い」「威権チップによって従順なロボット」、さらには「自爆スイッチ内臓」のはずです。
例えばパシフィスタやセラフィムなどは、捜査の権利を持つものに従順であり、そもそも海軍所属の人物に攻撃などしない、あるいは命令されない限りする事はありません。
自我を失ったサイボーグとなると、パシフィスタにかなり近い状態となり、そもそも命令されなければ自主的には行動しないような存在となっていたはずです。
奴隷時代のくまも、ただの天竜人の奴隷としてすべてに従順に従っていました。
前話1103話でも威権チップが通じないという発言もあり、もちろんイム様や他の五老星が命令していれば止まらないというのもありますが、この命令が通じない=そもそもチップが機能していないというのが自然です。
つまり「意思を失い」「威権チップによって従順なロボット」と言う状態なっていないという事です、仮に五老星以外の命令でエッグヘッドに戻ていたとしても、ボニーを五老星から救うというピンポイントの命令をしていると思われ、そんな状況を想定しているとは思えず、さらに五老星はさらに上位の命令権を持っている為、その場に連れていく事も考えられません。
なのでバーソロミュー・くまは、「自らの意思」で、それが愛なのかバッカニア族の特性なのか、あるいはニキュニキュの実の隠された効果なのかは不明ですが、行動をしているという事になります。
また、前話で1つ気になるシーンがありました。
「何をバカ騒ぎを、くまが来るはずがない」
そもそも五老星であるジェイガルシアサターン聖は、くまがそもそも来るという可能性を消しています。
仮に遠くにくまが生きていることを知っていたり、常に位置を把握しているのであれば、この発言は出来ず、例えばニキュニキュの実で飛んでくることも考えられるため、来るはずがないと断言するのはおかしいのです。
ではなぜ断言をしたのか。
「すでに自爆スイッチを押したから」だと考えられます。
つまり、くまは過去にサターン聖によって破壊したものだと思っており、死んだ存在が来るなどありえない、パシフィスタとでも勘違いしたのだろう程度に思っているのだと考えられます。
ではなぜくまは自爆していないのか、一つの可能性として赤犬や、奴隷時代に壊れてしまったというのも考えていたのですが、時系列的に、サターン聖がエッグヘッド付近で自爆スイッチを押していなければいけないことになりますが、そのような様子は見られません。
くまが来るはずがないと思っているというのは、もう少し前に自爆させており、少なくとも数日は経過しているのではないでしょうか。
では再度考えてみます。
なぜ自爆スイッチが作動していないのか、壊された以外で考えると、「Dr.ベガパンクの改造手術」で何かしらサターン聖の目から逃れる仕掛けを加えたというのが自然です。
人類の500年先を行くベガパンク。
いくら科学武神と呼ばれるサターン聖であってもこの頭脳とは差があるはずです、つまり例えば「自爆スイッチは内蔵しているが、自爆機能を取り除くスイッチがある」であったり、「そもそも自爆スイッチを内蔵していない」など新たな機能を付け加えた可能性があります。
ただし、自我の消失だけは、最後のベガパンクの手術の光景を見る限り実行されていたと考えられます。
なので、自我は消失したただのサイボーグがエッグヘッドに来るのもおかしいですね。
つまり最終的な結論としては、ベガパンクは他にも機能を追加していたのではないでしょうか?
①自爆機能排除の機能
②威権チップ破壊の機能
この二つを同時に実装することで、くまは自我は失ってしまっていますが、海軍の支配からは解放されます。
そして、くまがボニーの元に来たのは、こちらは愛でしか説明できません。。。
くまのボニーを思う愛情が、自我の消失の壁を超える事に繋がったのではないでしょうか。
ボニーとくまの愛が描かれるであろう、今後の展開が楽しみですね!
ドクターベガパンクって誰?世界一の頭脳を持つ科学者?ノミノミの実の脳みそ人間?エッグヘッド島で研究している世界政府の天才科学者【ワンピース考察】
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↓1104話のネタバレは1/20月0時にこちらから公開予定です!
引用:ワンピース・尾田栄一郎