今回はワンピース1120話「アトラス(暴)」のネタバレを紹介していきます。
前回のあらすじ
ステューシーはベガパンクのスパイとしてCP0に潜入していましたが、カクとの別れ際に人間的な情を抱き、彼を見捨てられませんでした。カクもステューシーを仲間として見逃し、ルッチも彼女を守ろうとします。ルフィとボニーはニカの姿となり、五老星との戦いを展開。ベガパンクの放送が再開され、Dの一族へのメッセージが伝えられる中、鉄の巨人エメトが現れ、ルフィたちを救い五老星との激闘が始まりました!
↓前話1119話のネタバレ考察はこちらからご覧ください。
【ワンピース1119話ネタバレ考察】「エメト」鉄の巨人の名前エメトとは?ジョイボーイとの過去に関係が?ルフィ&ボニーのダブルニカVS五老星開戦!ベガパンクから明かされるDの一族の秘密とは!
ベガパンクの過去、クラウ・D・クローバー博士との25年前の真実
ベガパンクの放送によって次々と明らかになる、Dの一族の謎、それはDr.ベガパンクの25年前の過去、パンクハザードでの出来事までさかのぼります。
当時政府の研究者としてベガパンクは雇われており、通常通りの業務をしていました。
そんな中、クローバー博士がベガパンクのもとに訪ねてきます。
「空白の100年を一緒に研究してくれ」
クローバー博士は空白の百年に闇があるということを理解しており、その研究をベガパンクにも一緒に行ってくれと頼んだのでした。
しかし当時のベガパンクは、やとわれの科学者として研究データも渡せず、政府に目をつけられて危険なのだと断ろうとしました。
しかし、クローバー博士から衝撃の過去が語られたのでした。
クローバー博士の兄が、名前を知られただけで政府に消されてしまったのです。
それは、名前に「D」という文字が入っており、何かしらの経緯でバレてしまったことで消されたというのです。
「クラウ・D・クローバー」
クローバー博士の本名です。
彼は、兄が処刑された際には友達と噓をつき、処刑を待逃れたのでした。
ベガパンクもその話に衝撃は受けつつも、危険だと協力しないし今の話は忘れると、クローバー博士のもとを去ってしまいます。
恐ろしい事実を知ったものの、その危険にはまだベガパンクは触れたくなかったのです。
そして3年後、「オハラにバスターコール」が発令されてしまいました。
ベガパンクらもニュースでその情報を知り、生き残りとして「ニコ・ロビン」が逃げ出したという情報を知ります。
つまり、生き残りの情報がそれしかないということはクローバー博士はすでに死亡してしまったということもベガパンクは想像できます。
クローバー博士の頼みを断った罪悪感や、友人としての気持ちがおそらくベガパンクにはあったのでしょう、事件後のオハラにベガパンクは向かっていきました。
そこには池の中に敷き詰められた大量の文献でした。
バスターコールにより島中が焼き尽くされる中、文献だけは守るためにオハラの研究者他紙は必死に水の中に投げ込んだのです。
自分ではなく「後世」に残すために死を覚悟してまで研究を残したのでした。
「過去から声が聞こえてくると誰かが言った」
政府に消されてしまったオハラの歴史、しかしその研究結果と意思は次に受け継がれていきます。
水の中に沈んだ敗者たちの思い。多くの犠牲を払ってベガパンクにその情報を受け継いだのです。
そしてベガパンクも命がけで研究を進め、ついには世界に向けてその真実を伝えるのでした。
多くの犠牲によって伝えられる「敗者の歴史」。
その思いは世界をどのように変えることになるのでしょうか。
アトラスの自己犠牲、必死のサニー号脱出作戦
サニー号で脱出に向かって作戦を進めるゾロ達ですが、ナス寿郎聖がいることによって、脱出が困難になってしまいます。
超長距離で妨害できる斬撃の持ち主、そんな敵を倒すことしか脱出できないということを理解します。
そんな中、サテライトのアトラスがリリスを攻撃し意識を奪います。
そして何かのスイッチを切り、リリスを頼むといいます。
直後リリスのアクセスが切れたとヨークが発言します。
つまりヨークはベガパンク全員を倒すことを狙っている中、アトラスによってリリスのスイッチが切られたことで、もうリリスは狙われない状況になったのだと考えられます。
アクセスを切ったことでベガパンク同士が情報共有できなくなるということなのか、今後どのような影響があるかは不明ですが、ひとまず狙いから外れたのでしょう。
そしてアトラスはナス寿郎聖に向かって攻撃を仕掛けます、同時にサニー号はクード・バーストで海に向かって飛んでいきます。
しかし海面にはやや距離が足りず、落下の危険に陥ります。
直後アトラスの方向で大爆発が。
アトラスは自分自身を犠牲にした自爆によって五老星の妨害とサニー号を爆風で押し出したのです。
鉄の巨人エメトVS五老星
そして鉄の巨人エメトは、ニカの状態のルフィに対して、ジョイボーイのために戦えると喜びます。
しかしルフィは自分のことをジョイボーイだと思っていないため、しゃべれるすごいロボットだとわくわくしてます。
その前には五老星2人。
五老星の目的もベガパンクの放送を止めることのため、狙いは鉄の巨人です。
サンドワームがかみつこうとしますが、エメトは何か腕から攻撃を放とうとします。
しかし800年前の兵器であり、空砲で終わってしまいました。
サンドワームによって腕を破壊されてしまいます。
サターン聖の牛鬼も船に向かって飛びつきます。
そこにはくまとボニーの姿も・・・
エメトは破壊されてしまいましたが、ジョイボーイとの約束を思い出します。
「いざって時の何か」を。
エメトの持つ何かしらの攻撃、あるいはジョイボーイに影響する効果なのか、ベガパンクが再現不可能な過去の技術力、その中でも特別視される力はどのようなものなのでしょうか?
この圧倒的ピンチを乗り切れることはできるのでしょうか!
もしかしたらこのエメトの何かによる影響こそがエッグヘッド事件として語り継がれる大きな出来事になるのかもしれませんね!
そして最後に語られるベガパンクからのメッセージ
海賊王ゴール・D・ロジャーは世界一周を達成し、何かを聞いたはず。
そして「未来をこう結論づける・・・」
果たしてベガパンクの考える未来とは、空白の100年にまつわる事実とは。
ポーネグリフ・オハラ・ベガパンクなど過去から未来へと受け継がれた事実とは何なのでしょうか、ひとつなぎの大秘宝ONEPIECEにかかわるものなのか、次回の展開が待ちきれませんね!
【ワンピース1120話ネタバレ考察】「アトラス(暴)」Dの一族の秘密、クラウ・D・クローバー、アトラスの犠牲、鉄の巨人エメトの五老星に放たれる必殺技とは?まとめ
ベガパンクの放送によって、Dの一族にまつわる謎が明かされました。それは25年前のパンクハザードでの出来事に遡ります。ベガパンクは政府の研究者としてクローバー博士と出会い、「空白の100年」を一緒に研究するよう頼まれますが、危険だと断ります。クローバー博士の兄が「D」の名を持つために処刑された過去を知り、ベガパンクは衝撃を受けます。その後、オハラがバスターコールで壊滅し、ベガパンクはオハラの文献を引き継ぎ、命がけで真実を伝える決意をします。
↓次回1121話のネタバレはこちら!
引用:ワンピース・尾田栄一郎