ルナ―リア族の炎とは?アルベル(キング)やセラフィムの無敵の肉体を持つ種族・月の民との関係は?【ワンピース考察】

今回は、ワノ国編において登場し、エッグヘッド編でその謎が深まる「ルナ―リア族」という特殊な種族について考察していきます。
とくに百獣海賊団「アルベル(キング)」やセラフィムの持つ炎の出ている間の無敵の肉体と圧倒的な回復力を持つこの血族の正体、そして月の民との関係について考えていきましょう!

ルナ―リア族って何?

ルナーリア族の特徴として、彼らの肌は茶色がかっており、白い髪と黒い翼を持ちます。
また、常に背中に燃える炎を持っており、この炎がある限り、彼らは非常に高い耐久力を持ちます。
ルナーリア族は「神」とも呼ばれ、黒い翼を持っており、これによって高速で飛ぶことができます。
基本的には絶滅したと思われるほど希少種族であり、特に百獣海賊団の「キング」というキャラクターは、カイドウの海賊団の三幹部の一人として登場します。
キングはルナ―リア族の「炎」を操ることができ、非常に強力な戦闘能力を持っていますが、その特殊な種族故、全身を鎧で隠しています。

そしてその炎こそが、ルナ―リア族の力を発揮できるタイミングで、炎を出している最中はゾロの刀やルフィの全力の一撃でも傷がつかないほど頑丈で、圧倒的な再生能力も持ち合わせています。
そして、炎を消すとその耐久力は低下しますが、代わりに信じられないほどのスピードを得ることができます。
キングはその特性を使いこなし、スピードの高いタイミングと、圧倒的な耐久力を駆使しながら戦います。

ルナーリア族はかつては「神々の種族」として知られ、レッドラインの頂上に存在したとされます。
彼らは非常に貴重で、世界政府によって追われる対象となっています。
ルナーリア族の強さは非常に高く、キングのような生存者は世界政府から特に狙われており、その目から逃れるためにカイドウの元で姿を隠していたのだと思われます。

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サンジもルナ―リア族?ジェルマ66の外骨格はルナ―リア族の特徴を遺伝させた?

また麦わらの一味のサンジにはルナーリア族と何らかの関係があるのではないかという説があります。
これは彼の特異な能力やジェルマ66との関係から推測されていますが、明確な証拠はまだありませんが、サンジは「外骨格」という圧倒的な強度を持つ骨を持っており、その特徴こそがルナ―リア族との特徴と一致していると考えられ、ジェルマ66とはルナ―リア族の骨格の特徴を遺伝させたものだという可能性がありますね。

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ルナ―リア族の無敵の耐久力と再生力は炎によるもの?

ルナーリア族が無敵とされる理由の一つに、圧倒的な耐久力と、怪我が瞬時に回復する能力があります。
しかし、キングが戦いの中で炎が消えた時にダメージを受けるシーンがあり、この瞬間に攻撃が有効であることが示されています。
これは、炎が消えると体内のエネルギーのバランスが崩れ、一時的に脆弱になることを意味しているかもしれません。

逆に炎のエネルギーによって肉体を圧倒的に活性化させることにより、強靭な肉体と再生力を手に入れているのかもしれません。

最終的に、キングはゾロによって倒されましたが、これは覇王色の覇気による大ダメージや、炎が消えた時のダメージが体内で蓄積していたためと考えられていますが、仮にキングが炎を消さずに戦うことが出来るのであれば、ゾロの攻撃は通じなかったかもしれませんね。

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ルナ―リア族と月の民の関係は?

ルナーリア族と「月の民」との関係については、いくつかの説があります。
一つの説はルナーリア族は「月の民」と同一であると考えられています。
もう一つの説はルナーリア族は「月から来たが『月の人』とは種類が違う」が「月の民」と地上の民とのハーフ、あるいは「月の人」と血の繋がりはないが太古の昔に深い交流があった地上の民との関係も考えられています。

扉絵シリーズのエネルのスペース大作戦で登場した「月の民」の画像を見てみると、アルベルとは異なりますが「翼」のようなものが生えており、天使の様な種族に見えます。
アルベルの翼は黒い為、完全には一致していません。

その為、月の民とは完全には一致していないが、何かしら関連がある種族であるという予想が出来ます。
月の民とルナ―リア族の関係は見た目からだけではありません。

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ルナーリア族の語源として、「Lunaria」はイタリア語で「月の石」を意味し、ラテン語では「月のような」という意味があるとされています。
これらのことから、ルナーリア族が「月」と深い関連を持っているという仮説が立てられています。

これらの事から、月の種族という地上よりも圧倒的に身体的能力を持つ種族が存在し、ルナ―リア族はその派生形として存在し、空白の100年の間に存在が滅んで行ったため現在は希少種族として扱われている、というのが、現状有力な考察です。

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まとめ ルナ―リア族の炎とは?無敵の肉体を持つ種族・月の民との関係は?【ワンピース考察】

ルナーリア族は茶色がかった肌、白い髪、黒い翼を持つ特殊な種族で、背中の燃える炎により高い耐久力と再生能力を発揮します。
炎が消えると速度が増しますが耐久力は低下します。絶滅寸前の希少種族であり、キャラクター「キング」はその能力を駆使して戦います。
ルナーリア族はかつて「神々の種族」として知られ、世界政府に追われる対象です。
サンジもルナーリア族との関連が指摘されていますが、確証はありません。
月の民との関係も不明確ですが、ルナーリア族は「月」と関連が深いとされ、その派生形として存在する可能性があります。

月とルナ―リア、Dの一族、太陽の神ニカ、など惑星や月にまつわるような要素は物語においても非常に重要だと思われ、ワンピースの物語の真相に大きく関わるかもしれません。
今後アルベルの再登場もあるかもしれませんね!

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引用:ワンピース・尾田栄一郎