今回は、赤犬との戦闘・そして世界政府海軍大将から抜け、そして黒ひげ海賊団となった青キジ(クザン)、彼はなぜ海軍を裏切る事になったのか、闇落ちしたのかについて考察していきたいと思います。
青キジ(クザン)ってどんなキャラクター?
クザン、別名青雉(あおきじ)、は『ワンピース』に登場するキャラクターで、元海軍本部大将です。
クザンは「ヒエヒエの実」の能力者で、この悪魔の実の力により、周囲の物体を瞬時に凍結させることができます。
この能力を使い、敵を氷漬けにしたり、多彩な氷の攻撃を繰り出します。
代表的な技には、空中に散らした雑草に息を吹きかけて作る「アイスサーベル」や、触れた相手を全身で包み込み氷漬けにする「アイスタイム」などがあります。
クザンの性格は、やる気を見せないことが多く、海軍大将の時の正義を「ダラけきった正義」と表現しています。
また、オハラの壊滅事件を目の当たりにし、サカズキの行動により海軍の「絶対的正義」に疑問を抱きます。これらの出来事は彼の正義感に大きな影響を与えました。
そして、クザンはサカズキ(赤犬)の極端で強引な行動に強く反発し、これが海軍を去る大きな原因となりました。
その後赤犬は元帥となり、クザンは黒ひげ海賊団に所属することになりました。
青キジ(クザン)はなぜ黒ひげ海賊団に?海軍を裏切った理由は?
青キジは、赤犬との決闘後に海軍を去りました。
ではなぜ黒ひげの海賊団に所属したのか、それはクザンが単に自暴自棄になったわけではなく、明確な意図を持って黒ひげ海賊団と接触し、内部に潜入した可能性が高いです。
クザンの発現の中に
「海軍に所属しなくても実行できることはある」
「所属しねェから見えてくるもんもある・・・」
という言葉があります、つまりクザンなりの「正義」をもって行動しているという事が分かります。
この事から黒ひげ海賊団に潜入しているのは、明確な意図があり、ある意味独自の判断でスパイ行為をしているのだと考えられます。
そしてその意思は、赤犬・ガープに止められてもなお強いものだと思われます、逆に闇落ちしてしまった場合、圧倒的な強い意思がある「巨悪」となる可能性が高い為、麦わらの一味の前にも強敵として現れる可能性が高いですね。
青キジ(クザン)が英雄ガープを殺害?元師弟関係だった?
ガープと青キジの関係は、海軍時代の師弟関係でした。
共に修業し、強くなっており、過去には「軍艦バッグ」という軍艦を殴りながら強くなる修業を二人でしており、かつては肉弾戦が弱かったクザンが、ガープに近い身体能力を手に入れることが出来ていました。
そんな関係ですが、黒ひげがコビーを海賊島ハチノスへ誘拐し、ハチノスを国へと認められるために、コビーを人質とし、海軍に交渉を仕掛けます。
しかしSWORDであるコビーを海軍が救う事はなく、ガープが代わりにコビーを救うために、黒ひげたちの前に現れます。
そして元弟子である、クザンとの闘いをしますが、黒ひげ海賊団のシリュウによる不意打ち、クザンの猛攻によって、敗北してしまいます。
長く続くガープのクザンに対する説得でも彼を止めることは出来ず、敗れてしまうガープ。
そしてガープはコビーを逃がすことに成功し、自身はクザンによって氷漬けにされてしまいました。
このことからガープは亡くなるしてしまったのでは、とも考えることが出来るのですが、実はクザンは勝ても氷漬けにしていた相手が何人もおります。
例えば麦わらの一味が初めてクザンと会ったときにロビンを氷漬けされてしまいましたが、砕かれなければ助けることが出来ました。
そのことから、わざとガープを氷漬けしたのだと考えられます、この時ガープを氷漬けにしていなければ、他の黒ひげ海賊団に殺害されてしまった可能性は高いです。
このため目的のためにガープを裏切ってでも勝利する必要があったものの、命は奪いたくないという葛藤でこのような行動を下のではないでしょうか。
青キジ(クザン)が闇落ち?黒ひげ海賊団でガープを殺す?【ワンピース考察】
青キジ(クザン)は、元海軍大将で「ヒエヒエの実」の能力者。彼はサカズキ(赤犬)の極端な行動に反発し、海軍を去り、黒ひげ海賊団に加入しました。
この行動は自暴自棄ではなく、彼なりの正義を実行するためのものだと考えられます。
そして黒ひげ海賊団において、元師であるガープと対立し、ガープを氷漬けにするが、これはガープの命を救うための行動なのか、クザンの行動は闇落ちというよりは、彼独自の強い意志によるものであり、今後の展開がとても楽しみですね!
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引用:ワンピース・尾田栄一郎